ウイスキーを飲んでみよう
「いらっしゃいませ。」
「今日は混んでるね。」
俺はカウンターのいつもの席についた。7つあるカウンター席の奥から2番目の席。昔からこの席だ。店内には古いロックがBGMで流れている。
「いつから霊感身につけたんです?私にはくたびれたジャケット着たフリーライターのあなたしか見えませんがね。」
バーテンダーが苦笑いをしながら俺におしぼりを渡して言った。
「くたびれたジャケットは大きなお世話だよ。でもまあ、空いてるほうが落ち着いてて良いよ。」
「私にとっては死活問題なんですけどね。なんになさいます?」
「いつものやつ。ロックで。」
「かしこまりました。」
バーテンダーはバックバーから一本のウイスキーの瓶を取り出して、そっとカウンターに置いた。そして少し大振りのロックグラスに丸く削った氷をいれ、ボトルからコルク栓を抜いてジガーカップできっちり1ショットの琥珀色の液体をグラスに注いだ。彼は優美な姿でバースプーンを使い、軽くグラスをかき混ぜ俺に差し出した。
「お待たせいたしました。」
「ありがとう。」
いつもの席でいつものウイスキーを飲む。これが俺の一日の終わり。いつからだろう。もはや何がきっかけでこのウイスキーを飲み始めたのかも覚えていない。しかし、これからも多分この場所でこのウイスキーを飲むのだろう。
こんな映画やドラマのようなワンシーンが似合うウイスキー。まさしく大人の男女が楽しむお酒です。しかし、以前はなんとなく高級で手を出しづらいイメージでしたが、最近はCMの影響もあってか、かなり身近な存在のお酒になってきています。これをきっかけにもっと気軽にウイスキーを楽しんじゃいましょう。
いつもビールしか飲まないよという方、ぜひウイスキーの世界を覗いてみてみませんか?また、ウイスキーは飲むけどあまり詳しくは知らないよという方、これを機会に勉強してみましょう。その知識を知ったとき、より深くウイスキーを楽しむことができると思いますよ。
ようこそ、ウイスキーの世界へ!