スコッチウイスキーについてのお話し
スコッチウイスキーについてお話しましょう。スコッチウイスキーとは、イギリスのスコットランドで製造されるウイスキーのことを言います。1990年スコッチ・ウイスキー令により、「スコットランドの蒸留所内で、大麦麦芽の酵素によって糖化させた穀類の糖化液を、酵母の添加のみによって発酵させて蒸留し、木(オーク)製の樽に詰めて最低3年間スコットランドにある保税貯蔵庫の中で熟成させたもの」と定義されています。本当はさらに細かくアルコール度数や樽の大きさなどにも規定があるのですが、今回は割愛します。
スコッチウイスキーにはモルトウイスキーとグレーンウイスキーに分かれます。両者の違いは主に原料と蒸留方法の違いになります。モルトウイスキーは大麦麦芽を原料とし、単式蒸留器を使用して一般的に2回の蒸留を行います。グレーンウイスキーはトウモロコシと大麦麦芽を原料とし、連続式蒸留器を使用して連続的に蒸留を行います。
そして、数十種類のモルトウイスキーと数種類のグレーンウイスキーを混ぜたものがブレンデッドウイスキーと呼ばれるものになります。酒屋さん等の小売店に流通しているのはモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーがほとんどで、グレーンウイスキーが出回ることはあまりありません。グレーンウイスキーは、ブレンデッドウイスキーのために作られているといってもいいでしょう。
一般的にモルトウイスキーは個性的で風味豊かなものが多く、ブレンデッドウイスキーは風味のバランスを重視した物が多いです。それゆえ、ウイスキー愛好家はモルトウイスキーにこだわる人が多いんですね。産地、そして蒸留所毎にいろんな個性が顔を出すモルトウイスキーは愛好家の心をつかんで離しません。このウイスキーの香りや味を楽しむといった点は、ワインを楽しむのと似てるかもしれません。
もし機会があればモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーを飲んで比較してみてください。
ようこそ、ウイスキーの世界へ!